主演：小林桂樹 新珠三千代 東野英治郎 杰瑞·伊藤 中丸忠雄 橫山道代 平田昭彥 江原達(dá)怡 北明美 太刀川寬 山本廉 櫻井浩子 柳川慶子 鹽澤登代路 澤村伊紀(jì)雄 松村達(dá)雄 小川安三 堤康久 砂塚秀夫 天本英世 三條利喜江 東鄉(xiāng)晴子 野村浩三 長(zhǎng)谷川弘 中島春雄
導(dǎo)演：岡本喜八
簡(jiǎn)介：原作は山口瞳の第48回直木賞受賞作。原作では主人公は電機(jī)メーカーに勤める宣伝部長(zhǎng)だが、映畫では洋酒メーカーの宣伝部員（山口瞳が當(dāng)時(shí)サントリー宣伝部に勤めていた）に置き換え、主人公が直木賞を受賞するまでを描いている。それまで男性アクションで定評(píng)があった岡本喜八が、この1作で戦中派の屈折した心理を見事に捉え、本格的に評(píng)価された。ストーリーは、洋酒メーカーの宣伝部員というしがないサラリーマンの“才能のないだらしない奴が一生懸命生きること“の大変さを、自分史や戦後史と重ね合わせながら描く。岡本の演出は、主人公と妻との若い頃のロマンスを、「殘菊物語(yǔ)」にたとえて、下駄と靴だけの合成アニメーションで描いたり、父親の事業(yè)の盛衰を書き割りのセットやアニメーションで描いたりと自由奔放をきわめる。また主人公の背後にいる同僚をストップモーションにして、カメラの背後でもう一人の自分が畫面內(nèi)の自分が置かれた立場(chǎng)を分析してみせるシーンなど、ナレーションの使い方も秀逸。